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2012年1月20日 (金)

長江遙かなり

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「清明上河図」を観に、東博の「北京故宮博物院200選」展に行ってきました。
公式HPで毎日混雑状況がUPされているのでチェックしたら、入場まで60分、「清明上河図」を見るのに240分などというとんでもないことになっている。要するに見るのに5時間もかかる。少しでも並ぶ時間を短縮しようと思ったら、開館前に並ぶか、閉館間際に並ぶか、ふたつしかないように思われます。

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2012年1月 2日 (月)

燃燈所患

みなさま、あけましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

昨年は、論集は出るわ、震災に遭うわで、実に起伏に富んだ年でした。
地震と津波の被害を目の当たりにして衝撃は大きかったですが、どちらも想定以上の大きさだったということで、「諦め」とまでは言わないけれど、受け入れざるを得ない部分はあると思います。自然の猛威の前に人間はいかに無力であるかということを、改めて思い知らされた気がします。
しかし地震がきっかけとなって引き起こされた原発事故は、それとは異なります。もう何十年も前から、ひとたび事故が起きればこういう結果になることが指摘されていたにもかかわらず、すべては「経済」という錦の御旗のもとに、だれもがその警告を無視して来たのです。そして事故は起こった。しかし「王様が裸である」ことが白日の下にさらけ出されてしまった今もなお、大人たちは王様の服のデザインについて話している。このままではダメなんだと言うことに、きちん向き合おうとしていない。
もちろん、大人の一人として、僕にも責任はあります。すでに人生の三分の二を過ぎて、残された時間は決して多くはありません。今年は、今まで以上に、今いわきで起きていることのおかしさや、日本思想史という学問がなぜダメなのかについて、はっきりとものを言ってゆくつもりです。

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