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2010年12月22日 (水)

レオニー

クリスマスなんか嫌いだ!カモノハシです。

ようやく大学の2学期の授業が終わりました。今年はなんだか長かった気がします。

しかし、息つく暇もなく、明日から大晦日まで怒濤の9連戦!!!!!!!!!しかも、すべて1限からなので、毎朝6時起きです。9日間連続で6時起きなんて体育会の合宿みたいな経験は、生まれて初めてかもしれません。果たして無事駆け抜けることが出来るのでしょうか。

Leonie

さて、少し前になりますが、映画を観てきました。
「LEONIE」
お友だちのまごいずみさんが翻訳で参加されていて、「ぜひ見てくださいね-」と言われたので、横浜での授業のあと、みなとみらいの映画館で見てきました。公開前からマスコミでもずいぶん取り上げられていたので、ご存じの方も多いと思いますが、イサム・ノグチの母親の物語です。

ひと言で言えば、佳作だと思います。悪くない。ただ、もの足りない点もいくつかありました。
全体に抑えたトーンで描かれていて、感動を押しつけてこないのは好感が持てたのですが、そのぶん肝心の主人公の強さが伝わってこないような。たぶんすごい人なんだと思うんですが、柔らかさの中にも強い意志を秘めた女性だという感じがあまりしなかった。
夫の野口ヨネを演じる中村獅堂くんが、うまくないことも気になりました。獅堂くんは、どちらかと言えば器用な役者さんで、うまくはまると光る人だと思うし、ヨネのようなしょうもない男をやらせたらピッタリのはずなんですが。とにかくヨネに魅力がない。男としては最低なんだけど人を惹きつける魅力のある人っていますよね。ヨネをそういう魅力あふれる男に描かないと、わざわざ日本までやって来るレオニーの行動や苦悩に説得力がなくなってしまうような気がします。それが、ヨネはただの古くさいひどい男に描かれている。結局監督は、ヨネに感情移入できなかったのかなぁ。
あと、たびたび挿入される石を刻む男のカット(イサム・ノグチを彷彿とさせる)も、結局どういう効果を上げているのか、よくわかりませんでした。
イサム・ノグチに日本で生まれた異父妹がいたことは、この映画を観て初めて知ったので、調べてみたら、かのマーサ・グラハム舞踊団のダンサーで、モダンダンスの開拓者の一人とされるような人だったんですね。子供二人をともに世界的な芸術家に育て上げた母親の持つスケールの大きさが充分伝わってきたとは言い難い点が、ちょっと残念だったかもしれない。★★★☆☆(星三つ)

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