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2009年9月 1日 (火)

伊勢うどんの謎

自民党歴史的惨敗の翌日、学生さんたちのお伴をして、伊勢神宮へ行って参りました。
町は式年遷宮を控えて盛り上がっているかと思いきや、伊勢市駅に降り立ってみると、駅周辺はほとんどゴーストタウンと化していて、改めてコイズミ改革が地方にもたらした傷跡の深刻さを思い知らされることとなりました。
Ujibashi_3 まずは月夜見宮に参ってから世義寺跡を通って外宮へ。外宮では、高宮へ上る下部坂で袖引き石袖摺り石を探す。みんなでわいわい「十七段目じゃないの」「十八段目みたい」などとやって、端から見ると不審な行動をとる。
内宮へ着くと、宇治橋は架け替え工事中で、橋を外から見るという珍しい光景に。
ここでも荒祭宮へ至る石段で踏まぬ石を探して、やはり他の参詣者から不審の眼で見られる。

Horakushaそれにしても、外宮はともかく、内宮のあの過剰に整備された雰囲気は、やっぱりやな感じだ。「清浄・厳粛」の演出が過ぎて、近代が創出した権威が剥き出しだ。神道らしい弛みがなくて、かえってありがたみが薄れてしまっている。
個人的には、ぜひ境内に「末社巡り」を復活させてもらいたいと思う。できれば子良館も復活させて、かわいい子良姿の少女たちがお茶を出したりすれば、「子良、萌え~」という参拝者が押し寄せると思うのだが。
内宮門前のおはらい町を歩いて、法楽舎の跡を見る。石碑が建っているのだが、目立たないところにあるので、ほとんど誰も気づかない。

Akafuku 赤福本店で、夏季限定の赤福かき氷を食す。女子学生たちは大満足の様子。確かに、これは他ではあまり食べられないから、人に自慢できるね。
でも伊勢うどんは・・・。
伊勢平野は温暖で雨も多く肥沃であり、眼前の伊勢湾は木曽三川が流れ込む豊饒の海です。まさに食物神である豊受の神にふさわしい土地でありながら、何故にうどんはかくもま×いのか
そのわけは、天地開闢の初め、天照大神が第六天魔王に仏法忌避の誓約を立てた際、「弘法大師を近づけぬ証しとして、讃岐のような美味しいうどんを神域内では決して口に致しません」(『伊勢饂飩麗気記』)という密約を結んだからだと言われている。この密約の存在は、代々の神宮長官に密かに引き継がれて来て公にされることがなかったため、最近まで知られることがなかった。

Asakichi 夜は、旅館麻吉へ。
麻吉へ泊まるのは2回目になります。
このあたり、中世は間ノ山、近世は古市と呼ばれ、最盛期は1000人を超す遊女がいたといわれる一大歓楽街でしたが、今はただの住宅街で、往時を偲ばせるよすがはほとんどありません。

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