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2009年9月15日 (火)

大阪とんぼ返りツアー

連休を過ぎると授業が本格的に始まってしまい、ほとんど時間がとれないことがわかったので、思い切って大阪まで日帰りで「道教の美術展」のプレ・オープン(内覧会)を見に行くことにしました。
JR東海の格安「日帰り1day大阪パック」で行こうとしたら、2名以上でないと申し込めないとかで、1名でもOKの京都パックにする。「そういう方は少なくない」そうで、要望が多いので10月1日以降、大阪便も1名から申し込めるようになるとか(だったら、もっと早くしろよ)。まあ、京都~大阪は30分なので、在来線や私鉄で移動すればすむ。ただ問題は、京都には朝8時半に着いてしまうこと。内覧会の始まる午後3時まで、どこかで時間をつぶさなければならない。何かいい展覧会はやってないかと調べてみたけど、月曜なのでどこも休館日。おっ、大阪歴史博物館は火曜が休みじゃないか。どれどれ何をやっているのかな?えーと、「伊勢神宮と神々の美術」(爆)上野で悪口を言ったせいだな。神罰てきめん、とはこのことか。ただ、関連企画で「大坂のお伊勢参りとおかげまいり」という独自展示をやっているらしいから、それでも見に行ってみようか。

Iwashimizu というわけで、京都から大阪への移動の途中、久々に石清水八幡宮に寄ってみることにしました。学生時代以来なので、実に30年ぶりの参詣です。駅に降り立つと、「日本三大勅祭石清水祭」のポスターが。なになに「9月15日」(!)くそー、やられた。「宗廟」つながりで八幡にまで手を回していやがったか。神罰、おそるべし。
もちろん、なわけはなくて、旧暦8月15日の神幸祭と放生会を、9月にやっているわけですね。

20090914759 でも、乗客2名のケーブルカーで山上にあがると、ちょうど神職立ちが明日の祭礼の予行演習をしているところで、拝殿の前に立っていたら、普段は閉じられている扉が開いて、中に据えられた神輿を拝むことができました。ラッキー!

左は、「今月のお言葉」だそうです。
三好長慶、なかなかいいこと言うなあ。伊勢もこのくらい謙虚であって欲しいですね。(また、罰があたるかな)

20090914766 こちらはかわいらしい鳩みくじ。木彫りの鳩がおみくじを抱えています。ちなみにおみくじは「吉」でした。「吾が心、清々し」だそうです。
参道をてくてく歩いて下っていくと、途中で猫に出会いました。参道には親子連れの猫が何組かいて、この母猫は人なつこくて、撫でさせてくれました。

20090914771

参道を降りきったところに、前回来たときは気づかなかった「相槌神社」なるものがありました。扁額に「三条小鍛冶」とあります。はて?小鍛冶の相槌を打ったのは伏見稲荷の化身だったはず。なぜ、稲荷が八幡で相槌を打っているのか?あとで調べてみましょう。
放生会は川で行われるようで、放生池は手入れもされず荒れ果てていました。30年前に来たときは、放生池はもっときれいだった記憶があるけどなあ。
20090914782 男山の麓に行教開基と伝える神應寺という禅寺があります。こちらも初めて訪れます。山門をくぐり、急な石段を登っていくと、ちょっと変わった毛色の猫がお出迎え。いきなり頭から突進してきて、こちらの肩に手をかけて「遊んで、遊んで」と甘えてきました。
今日は、どうも猫に出会う日のようです。

Osakarekishi さて再び電車に乗って、天満橋で降りて、大坂歴史博物館へ。
歴史博物館の展示は、タイトルこそおもしろそうだったにも拘わらず、展示スペースも小さく、内容もショボくてがっかりでした。もっと資料があるだろうに。
どうも伊勢関連の展示には裏切られることが多いのはなぜでしょう。こっちが期待しすぎなんでしょうか。でも、伊勢の本当のおもしろさを知っているからこそ期待はふくらむんですが、そのおもしろさを充分伝え切れてないので失望するんだよね。
せめて埼玉での展示くらいの内容があれば、楽しめるのになあ。残念!

地下鉄で天王寺へ移動して、とりあえず串カツ屋で腹ごしらえ。カウンターだけの店にはいると、おじさんたちは、月曜日の昼間っから当然のように焼酎や日本酒を召し上がっていらっしゃいます。なにやら人生の終着駅のような甘酸っぱい蜜のようなかをりがいたします。私なんか、途中どこも停まらずに、いきなり終着駅に着いてしまいそうですけどね。笑えません。

Taoism さて肝心の「道教の美術展」ですが、こちらは期待に違わぬ素晴らしさでございました。東京展が会場の制約もあって小品が中心立ったのに対して、こちらは大きなものがたくさんあって迫力でした。仏教美術が、東北の仏像などを除いて、その担い手が貴顕中心だったせいか、洗練され精緻なものになってゆくのに対し、道教関連の美術はどこかざっくりした感じがします。小さなものだとその違いはわかりにくいですが、大きなものだとそれがよりはっきりするような気がします。このざっくり感が、いいですね。いやあ、わざわざ見に来た甲斐がありました。点数にしたら、東京展の倍近いんではないでしょうか。とにかく見応え充分です。
間もなく京博で「日蓮展」が始まるので、京都~大阪をはしごというのが賢いかもしれません。

20090914804 道教美術を堪能してから、天王寺公園を歩いていると、またまた猫さんに遭遇。甘えてくるのでしばらく遊んでやってもらってから歩き出すと、藪蚊に刺されたらしく、尻や股に何カ所も激しい痒みが襲ってくる。あまりの痒さにたまらず駅ビルの薬屋に駆け込んでかゆみ止めパッチを買い、トイレで刺されたところに貼っていったら、全部で16カ所もありました。びっくり!!!どうしてこんなところ、と思うような部位まで、しかもズボンとパンツ2枚の布越しに刺されている。おそるべし、天王寺公園の藪蚊。今日は動物園が休園日で、歩いている人が少ないので、蚊も餓えていたのかもしれません。パッチの効き目で、ほどなく痒みは止まりましたが、ひどい目に遭いました。まさか蚊は伊勢神宮の差し金じゃないよな。

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