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2009年7月31日 (金)

七月も終わり

ようやく長かった前期の授業がすべて終わりました。
今年の「神道概論」は登録者数がピッタリ100人(ピタリ賞とかないんですかね)でした。今年の学生さんたちは全体におとなしめで、ネタにもドッカンドッカン笑ってはくれないので、芸人教員としてはウケてないのかなと心配だったのですが、レビューシートを見る限りではそうでもなかったようです。ただわりと真面目な学生さんが多くて、あまり声を上げて笑ったりはしなかったということらしい。
毎週、授業の後、レビューシートに何人かがコメントを書き込んでくれるので、必ずそれに返事を書くことにしています。3ヶ月も僕の講義を聴いていると、みんな素直にものを信じないよい子悪い子になってきて、実に頼もしい限りです。さんざん中世神道の話をしてから国学神道をやったら、「宣長や篤胤の言葉は気持ちよく聞こえる」と書いてくれた人がいました。そこで思わず僕は「そうそう、マスターベーションみたいに気持ちがいいんだよね」。そうか、なるほど帝大のリンリ小僧たちは国学が好きなわけだ。
そうそう、そういえばこのあいだ紹介した「元々本々。」のDVD。最終回の授業で皆さんにお見せしたら、もうバカウケでした。インド出身のクリエイティブ・ディレクターとやらに発注したらしいけど、ダメだって、そんなエリカ様のダンナみたいなわけのわからん横文字の肩書きの人使っちゃ。まるで、ひかる様の元ダンナが作った映画みたいな、勘違いアートな作品になっちゃってるじゃないか。半年授業を受けて「神道の古代幻想」のカラクリを知ってしまった学生諸君には、この幻想的な遷宮のCMは、まさにツッコミどころ満点だったようです。特に表現・芸術系の学生さんたちからは、音楽がダサ過ぎ、コピーが陳腐、出来の悪いプロパガンダ、とけちょんけちょんでした。

ところで、去年の「古神道はナポリタン」に続く、今年の新ネタでは「アマテラスはツンデレだった」が一押しでしょうか。自分じゃ結構気に入ってるんですがねー。

で、今日は、皆さんの汗の結晶のレポートを受け取ってきました。8割くらいの人が出してくれたようです。これからこれを読まなけりゃなりません。

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2009年7月25日 (土)

ヤガンダムネに乗って夕涼み

Yakatabune 今年も、S女子大B研究室の恒例行事、東京湾の屋形船に乗って参りました。
僕の場合、白い浴衣を着ると、うっかり咳き込んだりしようものなら、サナトリウムを抜け出してきた肺病持ちみたいに見えるので、去年までは濃い色の浴衣を着て行ったのですが、今年は白地に茶で藤の模様というちょっとモダンな柄の浴衣にしてみました。

Gundam お台場の沖からは、例のライトアップされたフルスケール・ガンダムが見えました。残念ながら海からだと後ろ姿なので、なんだかよくわかりません。もっとも、僕はガンダム世代じゃないので、見てもどうってことはないんですけど、一応話題だから押さえておきました。ちなみに、明日は隅田川の花火大会なので、屋形船の値段も特別価格とかで、ふだんの二倍から三倍に跳ね上がるそうです。すごいね。

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2009年7月23日 (木)

皆既日食記念

前回の皆既日食の時は、半ズボンの小学生だったカモノハシです。
Isejingu_2 皆既日食と言えば、天岩戸隠れということで、東博で開催中の「伊勢神宮と神々の美術」展に行ってきました。平成館に入ると、なんと会場は東半分だけで、ちょっとイヤな予感がしました。たいていの特別展は全部使ってやるのに、半分ってどういうこと?
展示は4つのパートからなっていて、
第一章 神宮の歴史と信仰
第二章 遷宮と古神宝
第三章 今に伝える神宝
第四章 神々の姿

ですが、神宮の古い資料は二章の初めのところまで、古神宝の途中からは沖の島の出土物になって(一応関連はあるんだけどね)、三章は徴古館に行けばいつでも見られる近代の神宝、四章にいたっては伊勢のものは皆無。普通の人なら、30分で見終わってしまうでしょう。これじゃぁ、物足りないぞっ。
改めて、伊勢って何もないんだなと、再認識した次第。出ていた古い資料も、ほとんどが中世のもので、伊勢神宮は中世の神社であるという、考えてみれば至極当然のことも再確認させられました。もともと展示できるようなものがあまりないんだから、4本しか現存しない参詣曼荼羅を、ケチケチ小出しにするようなセコイことはせずに、全部ドーンと並べて見せて欲しかった。コチョコチョ入れ替えれば、3回、4回見に来る人がいるかも、という主催者のさもしさが透けて見えて、すごーくイヤ。全部いっぺんに見せた方が、話題になって、観客が増えるかもしれないのに。
しかも、神宮が一番賑わったはずの近世の資料は全くなし。以前紹介した埼玉県立歴史と民俗の博物館で開催された「お伊勢さんと武蔵」展には、「大大神楽」や「鳥名子舞」の貴重な資料が出ていて、近世のお伊勢参りの様子がわかって、とても面白かっただけに、なぜああした近世の資料をださなかったのか。そうした方が、伊勢神宮というものを、より通史的に、網羅的に捕らえることができたと思うだけに、ちょっと残念です。
期待しただけに、全体にがっかり感が強い展覧会でした。

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2009年7月18日 (土)

改修工事完了

Stareway 今日で、3ヶ月かけて進めてきた口腔内の改修工事がひとまず完了しました。詰め物が取れて呑み込んじゃったのをほったらかしにしておいたら、浸蝕が進んで、結局神経を抜く羽目に。他にも、10年以上前に治療した詰め物が傷んで、欠けたり虫歯になりかかったりしていたので、この際全面改修工事をすることにしました。週1回通って、何カ所も合金化したおかげで、口の中は金属探知機が反応するんじゃないかというくらいメタリックになっちまいました。
ついでに詳しい歯周病のリスク検査をしてもらった結果、この調子なら将来入れ歯のお世話にはならなくてもすみそうだとか。何でも、人一倍唾液の量が多いんだそうで、それが口中を良好な状態に保っているらしい。なるほど、乗り物の中で居眠りこいてる時とか、キレイなおネエさんを見た時とかに、じゅるるっと胸元にヨダレを垂らしてしまって慌てることがあるのは、そういうわけだったのね。
歯医者から戻ると、リフォーム屋さんが来て、今度は家の改修工事。屋上に上がる鉄の階段が腐食して大きな穴が空いてしまい、かなり危険な状態だったので、大家さんにお願いして直してもらうことに。この階段が落っこちてしまうと、書斎に上がれなくなってしまうので、勉強しなくて済む仕事が出来なくなる。そこで、写真のように腐食して穴があいたところに鉄板を当てて補修した次第。要するに、やったことは歯医者さんと同じ。これで、口内も足元も万全だ。あと、問題は頭だな。

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