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2008年5月18日 (日)

全員習合!

石原大将軍@東京の施したほとんど唯一の善政に「大気汚染医療費助成」というのがあります。この8月から、都内在住の喘息患者は治療にかかった医療費が無料になります。さすが、思いつきで作った銀行に1000億からの税金を突っ込んじゃうくらいですから太っ腹なのかというと、さにあらず。幹線道路の周辺に住む喘息患者たちが、11年にわたって戦ってきた「東京大気汚染公害訴訟」の和解によって勝ち取ったものです。
その医療費助成を受け取るためには、自分が立派な喘息患者であることを証明しなければなりません。そこで、かかりつけの診療所に喘息の薬をもらいに行くついでに、診断書を頼みに行ってきました。申請のためには、レントゲン撮影やアレルゲン検査の結果が必要なので、それもやってきました。バカ高い保険料を払っているのですから、少しくらい取り戻しても罰は当たらないでしょう。数日前から足も痛いことだし。まあ、幼少の頃から「病気のデパート」と呼ばれたくらいの蒲柳の質(古っ!)なので、病気は慣れっことはいえ、こうあちこちガタが来ると、さすがに落ち込みます。

Shugo 帰りに本屋さんに立ち寄って、こんなものを発見!
学研ブックス・エソテリカ『神仏習合の本』
お馴染みのこのシリーズに、ついに神仏習合が登場。さすがというべきか。
それにしても、このシリーズ、何冊か持っていますが、きっと編集者が優秀なんだろうなぁ。素人の食いつきがよさそうなトピックを選んで、とことんキャッチーな作り。でありながら、最近の研究成果もきちんと押さえてあって、専門研究者が到底受け入れられないような珍説は決して載せない。これ以上あちらへ踏み出してしまうと、ちょっとアブナイ本になってしまうけど、かといってこれ以上アカデミックにしてしまうと素人には取っつきにくい。そのギリギリのところを狙ってる匙加減が実に絶妙です。
たとえていうなら、絶対に脱がないけどエロのインリン・オブ・ジョイトイみたいな感じでしょうか(って、自分で言ってても、なんだかよくわからない譬えだ)。
ふだんから学生には、「『ナントカの謎』みたいな素人向けの啓蒙本は使っちゃダメだ」としつこく言っているけど、この本の扱いはとても難しい。「レポートに直接引用はダメだけど、読むのは構わない」といったところでしょうかね。

でもって、この『神仏習合の本』、やはりよくできています。章立てからして、扱っているのが神話・聖地・奇書・異神・秘儀、おまけに「秘密の図像学(神仏習合のイコン)」ですもん。第六天魔王・麗気記・摩多羅神・神道灌頂などなど、ポイントになるトピックはきっちり押さえてます。ホントよく勉強してます。吉川弘文館の編集者に爪の垢を煎じて飲ませてやりたい。
そしてなにより、このシリーズに共通している点ですが、NEW SIGHT MOOKと称しているだけあって、写真・図版が素晴らしい。珍しい図版がてんこ盛りで、それだけでも買う価値があります。

にしても、授業で紹介すべきかどうか迷うところだけれど、たぶん紹介しちゃうんだろうな。少なくとも、デタラメやいい加減なことは載せていないので、読まずに知らないでいるよりは、読んで興味を持ってくれた方がいいからね。

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2008年5月10日 (土)

間違い探し

Yasukuni2 「靖国 YASUKUNI」 見てきました。

で、「本当に反日的な内容なのか?」と言われれば、「そう思って見る人には、そう受け取れる部分もある」といったところでしょうか。報道される見た人のコメントが実にまちまちであることから、予想していたとおり、見る人の立場によって、様々な見方が出来るような作りになっていました。
たぶん日本人と中国人では、かなり受け止め方が異なるのではないかという気がします。監督が、計算してわざとそういう作りにしたのだとしたら、なかなかしたたか(悪く言えばズルイ)だと思います。

ただ、ドキュメンタリー映画としての出来ばえはどうかといえば、決して賞をいくつも取るほどいいとは思えませんでした。手放しで褒めている著名人たちの讃辞は、まあ一般映画の宣伝と同じで、かなり割り引いて聞く必要があるでしょう。それでも、見る価値はあると思います。特に若い人たちには見てもらいたいと思います。靖国という場所が、外国人、それも中国人の眼にどういう風に捉えられたのか、それを知るだけでも充分価値はあります。その見方が正しいか正しくないかは二の次の問題で、まずどう見えているのかを知ること、それが相互理解の第一歩ではないでしょうか。

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2008年5月 3日 (土)

I'll Remember April

Ingermarie01 去年の今頃は、N.Y.でJAZZを聴いていたっけ。

なんて、ちょっとカッコつけてみたかったカモノハシです。片岡義男の小説か!(と、ひとりツッコミも古くさい)
だからというわけではありませんが、Hide-Gさんから丸の内のCOTTON CLUBの割引券をもらったので、NorwayのInger Marieという歌手のLIVEを聴きに行ってきました。
COTTON CLUB、初めて来ましたが、本場のJAZZ CLUBみたいで、なかなかお洒落な雰囲気です。ただ、お客さんの半分以上はカップルheart04。新宿や吉祥寺のクラブに馴れた僕には、ちょっと居心地が・・・。今度来るときは、絶対女の子を誘って来ようと固く心に決めました。(力、入りすぎ)

でもって、肝心の演奏の方はというと、うーむ。Jazz Singerというよりは、 Popular Singerといった感じ。あまりスゥイングしてないし、かといってしっとり聴かせるというほどでもなし。ちょっと物足りなかったです。バックのPIANO TRIO+SAXの演奏は悪くなかったけど。こちらで去年のVideoが公開されているので、興味のある方はどうぞ。にしても、白いミニのワンピースはちょっとどうなの、って思いました。

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