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2008年2月14日 (木)

レンブラントの夜警

ようやくすべての採点が終わりました。全部で約200本のレポートを読み、試験答案50枚を採点しました。
Rembrandtひと息ついたので、久しぶりに映画を見に出かけました。
レンブラントの夜警」です。ピーター・グリーナウェイがレンブラントを撮ったと聞いた時から、見たいと思っていたのですが、結論からいうと、うーむむむ、ビミョーであります。悪くはないんだけど、良くもない。今日はたまたまサービス・デーとやらで1000円だったので、満足だけどね。

結局、「夜警」制作にまつわる謎解きサスペンスをやりたかったのか、それともレンブラントを描きたかったのか。欲張って両方やろうとして、ボケちゃったような感じです。

そういえば、2002年の「大レンブラント展」の時は、わざわざ京都まで観に行ったっけ。それだけの価値のあるすごい展覧会だったけれど、その時でさえもさすがにオランダの至宝「夜警」は来ませんでした。だから、ちゃんと細かいところまでじっくり観察したことはないけれど、なんか変な絵であることは確かです。落ち着かない、気持ちが悪い絵です。
グリーナウェイは、この絵の謎解きをやりたかったようです。でも前半のその謎解き部分がわかりにくい。歴史や美術を知らないとわからない小ネタがいっぱい仕込まれていて、知識があればかなりついて行けると思うんだけどね。いきなり「ユグノー虐殺の生き残り」なんて言われても、必修の世界史を未履修だったりしたら、なんだかわかんないぞ。予習していった方がいいかも。
でもって、絵は映画の中程でいつのまにやら描き上がってしまって、後半は堕ちてゆくレンブラントの話に。この後半は、もうグリーナウェイ節全開です。裸大好き、お尻大好き!まあ、でもとってもキレイなエロで、嫌いじゃないですけど。きっと、あっちもこっちもやりたかったんだな。
最後の、デ・ロイに長々と語らせたレンブラント評は(ネタバレになるので、書きませんが)それなりに面白かったですが、やっぱり前半と後半が緊密にかみ合わなかった感じは拭えませんでした。
ただ、俳優陣の演技は素晴らしかったです。
というわけで、評価は★★★☆☆(星三つ)。

20080213488 ちなみに、こちらは、映画の開場を待っている間に食べた、「レンブラントの夜警」便乗メニューのオランデーズ・プレートとやら。どの辺がオランダ風なのかよくわかんないけど、右のニシンの酢漬けは辛うじてオランダっぽかったかな。

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