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2007年10月25日 (木)

漢籍

Photo 地下鉄の駅でポスターを見かけたので、授業の帰りに、国立公文書館で開かれていた「漢籍」展に行ってきました。
四書五経関連の注釈や「蘇東坡集」「朱子語類」などなど、王道のものばかりで、特に僕の興味を惹くようなものはありませんでしたが、「宋版の完本を持っているのはウチだけ(自慢)」みたいなものがズラリ。そりゃあ、昌平坂学問所や紅葉山文庫旧蔵の本を持ってるんだから、スジは恐ろしく良い。普段の調査ではめったにお目にかかれない宋版だの元版だのをナマで見て、目の肥やしにはなりました。
でも実は一番驚いたのは、公文書館のトイレに最新のウォシュレットが装備されていたこと。古い本の臭いをかぐと催しちゃう僕としては、ありがたい。こういう税金の使い方は大歓迎です。(クサイオチですみません)

ところで、早稲田の後期の授業「神道講釈」もとい「神道概論」が始まりました。ぴっちり90分間息つく暇もなく、ものすごい勢いでしゃべりまくっているので、夜遅い時間にも拘わらず学生がゆっくり居眠りもできないという、迷惑な授業を繰り広げております。
ちなみに再来週の11月6日の授業では、ゲストにマーク・テーウェンさんをお招きして、トーク・バトル「神道はシントウか?!」をやる予定です。ご来聴歓迎ですので、よろしければお越し下さい。正式に決まりましたら、またこのブログで詳しい場所と時間をお知らせします。

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2007年10月13日 (土)

告知など

Kudaka_pos_2 またまた間隔が空いてしまいました。

今度の日曜日、成城寺小屋企画の「久高島シンポジウム」が開催されます。場所は、小田急線新百合ヶ丘駅前の新百合21ホールです。
内容は、14:00からの第1部が、野村岳也監督「イザイホウ」の上映。15:00からの第2部はシンポジウムです。シンポの報告者は、小山和行(沖縄学研究所副所長)、波照間永吉(沖縄県立芸術大学教授)、北村皆雄(映画監督)各氏です。
今回の目玉はやはり映画「イザイホウ」の上映でしょう。12年に一度行われる久高島の神事イザイホウは1978年を最後に絶えてしまいましたが、この映画は1966年の神事の貴重な記録映画です。関心のある方はぜひお越し下さい。

ついでにもうひとつ告知を。こちらは明日の土曜日です。
「世界がみつめる中国インディペンデント映画の動向」

講師:朱日坤さん(映画プロデューサー・北京) 通訳あり

 この夏にロードショーされた「長江哀歌」の監督ジャ・ジャンクーなど、インディペンデント映画出身の映画監督がつぎつぎと登場する中国映画の世界。
 
消え去らない悲劇をかかえたままの中国現代史を背景に、経済発展の激流の中で翻弄される中国の人々を、正面から描く中国のインディペンデント・ドキュメンタリーが、いま世界から注目されています。そんな映画のプロデュースを北京で手がけている朱日坤さんに、中国インディペンデント映画の動向を、本邦未公開のフィルムを使いながら、紹介していただきます。

日時:2007年10月13日(土) 午前10:40~12:10
場所:専修大学神田校舎(地下鉄・神保町∪九段下、下車3分)
大学院7号館6階761教室

主催:専修大学土屋研究室 044-900-7933

前回の企画の時はお邪魔しましたが、中国のインディペンデント映画、おもしろいです。今や猛スピードで高度成長を遂げつつある中国。そこには当然様々なひずみを生み出しています。インディペンデント映画には、そうしたひずみに目を向けたものが多いように思います。そういえば、「イザイホウ」が撮られた1966年も、日本はまさに高度成長真っ只中。「イザイホウ」ももちろん独立系プロダクションの制作です。このふたつの企画、はからずも通底するものがあるような気がします。

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