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2006年6月10日 (土)

「祭礼の会」のお知らせ

「祭礼の会」第二回報告会のお知らせです。
祭礼の会は、平凡社の別冊太陽『祭礼』(山本ひろ子責任編集)発刊を機に始まった研究会で、今回が二回目の研究報告会となります。ちなみに、第一回は、例の歴博「日本の神々と祭り」に殴り込みをかけたアレです。今回はどうなりますやら。以下、広報用フライヤーからの転載です。

「中世宗教センター論の意味するもの」
報告◆水谷類(明治大学兼任講師)
コメンター◆門屋温(早稲田大学兼任講師)
司会◆福原敏男(日本女子大学教授)
日時●2006年7月2日(日)午後4:00~6:00
会場●狛江市谷戸橋地区センターかわせみ館

「私は、いわゆる日本的なカミ像とホトケ像は、中世末から近世初頭に作られたと考えている。
その前史として日本人は、古代的な神仏観を超克するため、宗教センターなる拠点を創出した。宗教センターの背後と内部には宗教サロンがあり、それらを繋ぐ広範なネットワークがあった。
しかしこの後、宗教センターは再び分解し、大名領国制・惣村制社会の中で「宗教的棲分け」を実現してゆくのである。
宗派仏教・産土神と中世神道・修験道・陰陽道などの本格的な成立はここに起因する。言わば、古代に習合した神仏の分解(中世的神仏分離)がこの時はじまったと言えるかも知れない。
惣村社会が育んだ近世的イエとイエの先祖はホトケとカミの両面を備えた未分化な状態であったが、それが近世的に分離する契機・足がかりとして、寺と神社が村むらへの定着を開始するのは中世後期である。
むしろ人びとの定着がそれを促進したという方が正しいかも知れないのだが。」(水谷類)
参考論文◆水谷類「『宗教センター』と『宗教サロン』―中世尾張・三河宗教文化圏のダイナミズム」(『中世一宮制の歴史的展開』下(岩田書院、2004))

なんか突っ込みどころ満載のような気がするんですが・・・

会場は小田急線喜多見駅から徒歩15分です。あるいは喜多見駅から狛江ハイタウン折返し場ゆきバス(30分間隔)で約15分です。詳しくはお問い合わせください。

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